昔、フリーター。
今、国交省
プロジェクトメンバー。

国交省の水害対策プロジェクト

2018年入社

「今のままじゃ
得られない達成感を。」

未経験から建設業界に入り、フリーターから正社員になりました。就職先を選ぶにあたり、これまでずっと続けてきた飲食業界に進む選択肢もありました。実際、楽しく働けていたのですが、飲食はカタチとして残らないんです。その点、建設はモノとして残ります。自分が確かにその場にいた証を建てることができます。そんな達成感がほしくて、建設業界への道を選びました。もうひとつ、就活中に重視していたことがあります。それは、たくさんの人と関われるということです。そもそも苦手なんです、ひとりで黙々と作業すること自体が。そのとき感じた気持ちとかを一緒にいる人と共有したいと思うタイプなのかもしれません。「カタチあるものを残したい」「たくさんの人と関わりたい」。仕事を探すうえでこの2つに興味があるなら、施工管理職はきっとやりがいに感じられると思います。

「施工管理にも
いろんな仕事がある。」

未経験から建設業界に飛び込んで最初に担当した仕事は、水道が通ってない土地に上下水道を引き込むための事務業務でした。見積書や水道を引く計画書の作成などがメインです。下水台帳や水道台帳というのがあり、それには水道管の埋設位置が記載されているのですが、実際に現場を確認すると台帳通りではないことが結構あります。「記載場所に水道管なんてないぞ?」なんて調べながら、どうやって水道を繋げようかと頭をひねっていました。一口に施工管理といっても仕事の範囲は広く貴重な体験になったなと思っています。

「国のプロジェクトに
参加できるなんて。」

水道の次に参画したのは、国土交通省管轄の緊急治水対策です。令和元年の台風をはじめとした洪水による被害の再発防止に向けての施策。なかでも私がいるのは、崩壊した堤防を直したり再整備する流域治水プロジェクトです。国土交通省の職員の方たちと一緒に、業者さんから提出された技術書類を受け取り確認したり関係各所へ繋いだり、打ち合わせ資料の作成や協議日程の調整もします。緊急性が高いため、現場がピリピリすることもありますが、それでも自分が人命を守る仕事を国の方と進めるなんて思ってもみなかったし、ここでの経験は人生の大きな財産になりそうです。