仕事紹介
ABOUT
QUESTION

「施工管理って
どんな仕事?」

施工=工事をすること。管理=取り仕切ること。施工管理とは、ビルやマンション、橋や道路などをつくるとき、工事が順調に進むよう現場を取り仕切る仕事です。

QUESTION

「施工管理って
何をする仕事?」

では、施工管理って具体的に何をするんでしょうか?勘違いする人が多いですが、工事現場で機械や工具を使って実際に建設物をつくり上げていくのは職人さんであって施工管理は現場で作業する仕事ではありません。施工管理は職人さんの作業が滞りなく進むよう現場の環境を整備し工事全体を管理していきます。工事の進捗は遅れてないか、設計通りのものができているか、品質はどうか、現場に危ない箇所はないか、予算はオーバーしていないかなど様々な「管理」をするのがこの仕事です。

DETAIL

「いろんな管理が
あります。」

施工管理職の「管理」にはいろんな項目がありますが、ここでは代表的なものをお伝えします。

01
「工程管理」

決められた期日までに建物ができるようにスケジュールを考え、工事がそのスケジュール通り進んでいるかチェックする業務です。

02
「品質管理」

現場で設計通りの材料が使われているか棄損は無いか、工事が正しい手順で行われているかなど現場の品質面を確認する業務です。

03
「出来形管理」

「できがた管理」と読みます。現場でできあがった建設物の見映えや、外観が設計寸法通りか規定の誤差内に納まっているかなどを確認する業務です。

04
「安全管理」

現場では大型建設機械での作業や足場上の作業もあります。職人さんが安全に作業できる環境を整備していくのがこの業務です。

05
「原価管理」

工事にかかるお金の管理です。請負金という与えられた予算内で建設物ができるよう材料費、機械経費、人件費などコントロールする業務です。

ほかにも現場に納入された資材の数や種類が正しいかを確認する「資材管理」、工事場所が道路に隣接するとき警察へ届け出る書類を作成するなどの「協議・手続き管理」、廃棄物の処理が正しく為されているか確認する「廃棄物管理」など様々なものがあります。これらの管理を行うと共に現場で働く職人さんとコミュニケーションを取りながら建設物をつくりあげていく仕事です。

専門知識が必要な仕事ではありますが、未経験者や経験の浅い方にいきなり業務を任せることはありません。

・簡単な書類のチェック
・指示された書類のパソコンでの修正
・現場での寸法計測
・現場内の巡回
・工事写真の撮影
・朝礼や夕礼の準備・進行係
・職人さんへの伝達

といった初歩的で簡単な業務からお任せします。一つずつ業務を覚えながら徐々に慣れていってください。

SCHEDULE

「新人施工管理の1日を
紹介します。」

01
出勤

自宅から現場へ直接向かいます。出勤後は当日の作業エリア・作業工程の把握、職人への指示事項の確認など事前準備や段取りの時間にあてます。

02
朝礼

作業前にラジオ体操と朝礼を実施するので、その準備や進行を行います。現場が安全に作業できるよう朝礼で危険箇所の周知をするのも重要な仕事の一つです。

03
午前

現場を巡回し作業状況をチェックします。工事の進捗や安全、人員、材料不足などを確認し、必要に応じて協力会社の職長と調整したり、工事写真の撮影を行います。

04
昼休憩

一緒に働くメンバーと現場事務所でお弁当を食べる人もいれば外食する人もいて、人それぞれ。食事後はお喋りしたりスマホを見る人もいれば昼寝する人もいますね。

05
午後

午後も基本的に昼礼をしてから仕事を始めます。午前作業のフィードバックや翌日作業の確認、段取りなどです。その後、現場に出て午前と同じように作業状況のチェックや進捗と必要に応じて測量や建設物の採寸なども行います。

06
夕方

作業日報の入力、進捗グラフの更新、工事写真の整理、翌日の材料や機材、人員の手配などのデスクワークです。そのほか上長の指示があればCADで図面修正をしたりエクセルでデータ入力すこともあります。

07
退勤

夕方のデスクワークが終わり次第、帰宅です。建設業は残業規制が厳しくなってきているので、遅くまで現場事務所にいると注意される傾向にありますね。