環境良し、
コスパ良しです。

高速道路の新設プロジェクト

2016年入社

「拍子抜けしました、
いい意味で。」

施工管理技士として働こうと思ったのは29歳のときです。スキルが何もない状態でゼロからのスタートでした。もともと自分の父親が職人ということもあって建設業界に飛び込むこと自体に抵抗はありませんでしたが、それでも気になることはありました。建設業界は肉体的にも精神的にも厳しいとか、パワハラがあるなどネット記事でも目にしていましたから。ある程度の覚悟をもって現場に入ったのですが、正直、拍子抜けしました。昔は厳しい面もあったと思いますが、いまは建設業界全体で若手が減っていることもあり、私の現場では新人はとても大事にされてます。業界全体が人材不足解消に向けて残業の削減や賃金引上げなど、労働環境の改善を進めていて、働く側にとってとてもいい条件が揃ってきている、というのが率直な感想です。入社後に施工管理に対する印象はかなり変わりました。

「力仕事だったら、
続けられなかった。」

もうひとつ、世間のイメージとは大きく違うことがありました。建設工事は力仕事。そう思っている人は多いと思います。確かに職人さんは重い金属を運んだり、穴を掘ったりと力が必要とされる仕事です。自分も力自慢だったら職人の道もありだったかも知れませんが、残念ながらムキムキではありません(笑)。では、施工管理はどうか。基本的に重いものを持ったり運んだりという作業はありません。というか、現場作業の際、施工管理職は工具を使った作業をしてはいけないルールがあるんです。もちろん、真夏は暑いですし冬は凍えるので体力が必要とされるときはありますし、軽く職人さんのお手伝いをする事はあります。ただ、そこまで力仕事という印象はありません。工事書類を作成したり図面を描いたりといったデスクワークが多いことも、PCが比較的得意だった自分が施工管理を選んで良かったと思える理由の一つでした。

「気づいたら、
レベルアップしていた。」

入社後からずっと、高速道路の工事に関わっています。車線を増やす改修工事、道路を直す修繕工事、道路を新たにつくる新設工事の順に経験してきました。工事内容が変わっても同じ「橋梁土木」という分野の現場であれば、それまでの知識は活かせるし高度な技術が身に付いていきます。入社当初は将来の事はあまり考えてなくて、とりあえず働ければいいかという気持ちだったんですが、気づけば国家資格を取得している自分がいました。成長を意識しなくても仕事をしているだけで経験が培われ自分の技術も上がり自然と資格も取れて勝手にレベルアップし、その分きっちり年収も上がっていく。まだ知識や経験を積めば取れる資格も多いですから今後も土木一本でいく予定です。自分にとってはコスパのいい仕事ができる、それが建設業界です。